肩こりに効くストレッチ

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肩こりに効くストレッチ

上腕の体操

パソコンなどの座ったままの軽作業は、重い腕を何度も微妙な力加減で移動させることから、肩甲骨から上腕にかけての筋肉に負担をかけることになってしまいます。長い時間、軽い緊張が続くことで血行が悪くなり、肩がこる原因になります。

この場合はストレッチを行なうことで緊張で縮んだ筋肉を伸ばすことが効果的です。片方の腕を抱きかかえるように持ち、肩の付け根あたりを手のひらで大きく掴んで反対側へゆっくり引っ張ります。上腕から背中の中心までの筋肉が伸びていくのが感じられるまで、少しずつ引っぱる力を強めていって下さい。

ある程度まで引っぱり、それ以上伸ばせないような状態になったら、そのまま２０秒ほどキープします。段々と反発力が弱まっていき、筋肉が伸びていく状態が感じられるまで待ち、ゆっくりと力を弱めていきます。腕を引っ張る方向を上下にずらしていくと、肩甲骨から背骨にかけての引っ張られる筋肉が移動していきますので、もっとも気持ちいいと感じる筋肉を中心にストレッチしていきます。

腕と同じように、頭を支える首の筋肉も緊張し続けることで血行が悪くなり首まわりがこってきます。そうならないようにするには、背骨が真っすぐになる正しい姿勢で作業できるように椅子の高さを調整することと、なるべる首を曲げないように気を付けることです。うつむき加減の姿勢は、首に負担をかけることになってしまいます。